答えのアイデアの前に、問いのアイデア

例えば、「IoTの新規事業を考えろ」みたいなお題が上から降ってきたとします。

みんなで知恵をしぼりぬいて考えて、アイデアを出しつくしたとしても答えらしきものが見つからない。

こんな時は、アイデア力がないのではなく、そもそも「問い」が間違っているということがあります。

問いに対する答えを一生懸命考える前に、その問いをどう設定するか、のアイデア出しが必要です。

とはいえ、仮にその問いが上から降ってきたものであれば、それを無下に変えることもなかなか難しいと思います。

そこで使えるテクニックが、問いの「ずらし」と「拡大解釈」です。

 

・ずらし→アイデアの落としどころがある問いになるように、ちょっとだけ変える

・拡大解釈→「それって、こういうことでもあるよね」と、範囲を広げる

 

そうして、問いから柔軟に設定しなおして、問題解決や新企画をアウトプットし、問いを与えた人にプレゼンするということをしてみましょう。悪い問いに対して、いいアイデアはなかなか出ないものです。